11月18日(土) には、市観光協会主催の登城会がありました。
観光主催の登城会は、これが初めてとなります。会長が同行して、対応しました。9時に相川口を出発し、12 時には鳥屋沢へ無事に着きましたが、小雪が舞う風の強い日となりました。とは言え好評でしたので、令和6年度も11月2日に実施予定だそうです。
「仁科氏学習会」(第3回)を実施しました
学習会の最終回となる、第3回を 11月20日に開きました。この回では、先ず平安時代から戦国・安土桃山時代に至るまでの日本の歴史、大町市の情勢を対比しながら、仁科氏の全体像を探りました。4月の総会後の(郷土史研究家、荒井今 朝一氏の)講演会では、史料に現れる仁科氏の中で、承久の乱の原因の一人とされる仁科盛遠について詳しく学んだ経緯があります。第3回は、木曽義仲に組して北陸道に転戦した仁科盛家についてや、大文字一揆があった南北朝時代、川中島の合戦の仁科氏の動向から、織田軍と戦い滅亡に至った仁科盛信と、仁科氏のその後まで、幅広く触れました。また、仁科氏の居館跡と山城の配置図なども確認し、参加者もそれぞれの意見を出し合い、その時代に思いを馳せました。