登城直前までの豪雨も上がり、登城にはまずまずの日よりとなりました。山下基幹集落センターへ8時30分に集合した7人の参加者に講師の市文化財センター所長勝野実さん、研究会から高橋、中島。内川(亨)、竹花、観光協会から3人が集合し、セレモニーの後登城しました。
鳥屋沢入口の案内板で概要を説明し山城に向かいました。南城入り口から秋葉社の尾根を覗き、段郭を下から詰めていきます。山ノ神下の広い郭に出ました。地蔵坊の尾根を覗きながら第1見晴らし台に向かいます。そこからは市内を一望し、館ノ内居館跡を眼下に見晴らせました。また遠く森城を望むことができました。山の神を迂回しおてんじょうへ向かいました。アルミ梯子を上り最上段の廓に出ました。第4見晴らし台では道標が壊れていました。おてんじょうの裏手に回り横堀について説明をうけました。北城じょうの平と主郭へ向かう三差路の道標を修繕しました。主郭を目指しそこで一服、虎口に向かい、さらに搦め手青木城に向かう横堀まで案内しました。
虎口から北城へ向かい土塁に沿って西側の切堀、山下山の神を見てじょうの平へ出ました。
緩い勾配を持った広い斜面には敵に見つからずに大兵力を駐屯させることが可能です。
そのまま北城入口を目指して下山です。12時に終了しました。参加者の出身地は三重県、岐阜県、小川村、須坂市、安曇野市など、皆さん市街からでした。(写真:高橋)



